
ボランティアの事務所は、福祉施設の事務所の1画を借りていた。
そこで寝泊まりし、朝にそれぞれ車を乗り合わせて各避難所に向かう。
事務所は、水道、ガスがストップしていたが、電気は昨日から来て床暖が機能して暖かかった。
余震が頻繁にあるが、短時間で弱く、慣れていった。
避難所では、カセットコンロを何台も並べて、喫茶コーナー用のお茶のためのお湯を沸かしたり、炊き出しの鍋をかけたり、支援物資のゆで卵をむいたり、裏方の仕事をした。
喫茶コーナーが人気で、お湯を沸かすのに間にあわないくらいだった。避難所の憩いの場になりつつあるようだった。
他のメンバーは、避難者一人一人に声をかけて、話を聞いたり、身の回りのお手伝いをした。
地元の社協の方が増えて、ボランティアチームにも余裕ができてきた。
これからは炊き出しに余力を回せそうだ。