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2012年2月21日火曜日

土壁作りの講座のご案内


 松本で 土壁つくりの講座が始まります。
 金物や筋交いを使わない、伝統工法で民家を建てている大工、下本さん(松本市在住)の主催で、土壁つくりの講座が始まります。

ぜひ興味のある方ご参加ください。

宿泊は建築現場から車で10分のぐるぐる荘(宇賀神さん入居中)でできます。

お夕飯もぐるぐるでしますので、近くの方はお夕飯だけの参加でもいいですよ。建築の話、山や木の話、地元の話、原発の話など、職人さんと日頃できない話ができると思います。


申し込み取次ぎします。大林まで連絡ください!




趣味の土壁講座

 <第一回> 小舞掻きをしよう!

土壁を作ってゆく工程に は、職人でなければできない技術的に高度な部分と、あまり技術を必要としない一般の人でもできる部分があります。

 ちょっと前までの家作りで は、寄り合った近所の人が壁塗りに大きく関わっていました。

今回は現在建設中の住宅 で、小舞掻きから荒壁塗り、中塗りまでの作業を通じて、土壁作りを覚えたい方、作業をしたい方を募集します。
一日のみ、半日だけといっ た参加でも大歓迎です。
<目的> 小舞掻きの技 術の習得と参加者の交流
<日時> 2月25・26日 両日09:00~17:00
<内容> 竹割り、間渡 しの取り付け、割竹のえつり
<場所> しももと建築 作業場(竹割り)、T邸新築工事現場
<主催> 下本晴夫(し ももと建築 大工)
<持ち物> 作業をしや すい暖かい服装、上履き、軍手等
<昼食> 施主から提供 していただきます。
    自慢の一品、持ち寄り歓迎
 <集合場 所> T邸新築工事現場(JKタ ウン和田西原 彩の街 分譲地内)
<宿泊> 素泊まり1000円で紹介できます 
<以後の予定> 荒壁塗 り:3月下旬

2011年1月5日水曜日

雪止めの取り外し

雪が降り始めました。
あわてて茅葺のお家の雪止めを外しに行きました。
以前から、折れた状態でした。このまま雪が積もって、雪の重みで引っ張られたら、屋根を破損しかねません。
外して、設置し直せばいいけど、時間的に余裕がなかった~。
この冬は、下を通らないようにして、雪はそのまま落ちてもらうことにしました。

外す前
外した後。
これで雪が積もっても一安心です。
 

2010年12月26日日曜日

古民家探検隊

古民家探検隊。今日は建築士北村さんをお迎えしての古民家調査を行いました。
いつもはガラス戸の玄関ですが、今日は、保存されていたくぐり戸を再設置してみました。
2階に登って小屋組みの調査。茅葺の屋根は、垂木、桁が籠のように組み合わさって、全体で屋根を支えている構造。大きな梁や桁はありません。
まるで竪穴式住居の屋根そのもの。原始時代にタイムスリップしたような感じがしました。

棟にある、越し屋根、煙り出しは、養蚕をし始めた時に後から作ったものなんですって。
たしかに切り口が新しく、やっつけ仕事のような感じがしました。
床の間の調査。一番お金をかける場所です。
寒いので会場を近くのギャラリー「りん」に移して、北村建築士さん、大工の下本さんからお話を聞きました。

「りん」も古民家の蔵を再生して、すてきによみがえったいい実例。

古民家探検隊は古いお家になにげなく隠された秘密を発見していきます。

2010年11月30日火曜日

四方転びの椅子作り

屋根の勾配の取り方の練習にちょうどいいということで、今学校で四方転びの椅子をつくっています。
なるほど椅子の天板を取って足を伸ばしていくと寄せ棟の屋根の形になりそうだ。
四方転びとは、足が前後左右に開いていること。

斜めに伸びる足に、貫のほぞがうまく入るようにしないといけませんが、「足がそのままだと複雑になってしまうので、真四角の足を接地面の方が真四角になるように菱形に削って(曲とり)、それから貫のほぞ穴の墨付けをします。」ということで、さっぱり??なのですが、もう最近規矩術ノイローゼになりそうなので、ここはさらりと流して、言われたままに作業しました。

曲をとって簡単にしたと言っても、掘る穴、切るほぞ、どれも菱形にななめにのびています。
なかなか大変だけど、やり応えのある作業でした。

この四方転びの椅子、進級試験の課題で本番では2日間で仕上げないといけません。
なかなかきついっす。

2010年11月28日日曜日

建築ワーク 庭木の剪定

 古民家には、素敵なお庭がお似合いです。昔は建物同様お庭もしっかり手入れして大事にしていました。
このお家に住んでいた人はどんなお庭をつくり、どんな生活を目指していたのだろうか?
お庭や庭木のことをよく知って、今後このお庭を木や植物をどう生かしていこうか?。
そんなことが考えられる機会を得たいと思って、今回の建物ワークは庭の手入れ、庭木の剪定にすることにしました。

講師は庭師の安藤さん。
安藤さんはとても木を、木の生命を大切にする職人さんでした。
「形より木の健康を考えて切る」
「その木の自然界での形を意識する。」
「木の個性に合わせてどうやってつくるか?」
経験を重ねるにつれ、木のことを考えられるようになると、若いころのような思い切ったことが出来なくなったといっていました。

実際、どの枝を切るか、どこまで切るか?繊細に吟味して切って、切る量も最小限でした。

そんな仕事ぶりをまじかに見て、私は枝が切れなくなってしまいました。
どんな枝も適当に切ってはいけない。よく理解したうえで切らないと、木の命取りにもなってしまう。

今まで山仕事で、バッサバッサと木を切り倒して得意になっていた自分が、木の命をなんとも思わずに取っていたことに気がつき、恥ずかしくなりました。もっと生命に対し謙虚でなくてはいけない。

今回、安藤さんから、木、植物の命と向き合う姿勢を教わったように思いました。
私以外の参加者も感動して、目をキラキラさせてお家に帰りました。


もちろん具体的な、剪定の仕方、刃物の扱い方、お薦めの本の紹介など、いろいろ準備もしてきてくれて教えていただきました。
この古民家のお庭は広くて、まだまだ手を入れていかないといけません。
また、春には春の剪定が待っています。
毎年、季節ごとに、安藤さんに来てもらって講義してもらえばたのしいな~。と今後が楽しみな建築ワークとなりました。




2010年11月21日日曜日

竹採り

大工のしももとさんと、竹材を頂きに、りんの裏庭を訪ねました。
しももとさんの建てている家の土壁の竹小舞いに使います。
毎年、りんの竹を頂いていますが、家主のみやさかさんの希望の竹の間引も兼ねています。
竹林の整備と、竹材の利用がちょうどうまく出来ていると思います。今は竹材を得るのにちょうどいい時期です。

枯れ木の整備も依頼されたので、切って材木として利用させていただきます。

必要な部分を切りそろえて車に乗せました。枝葉の部分は私がもらって、竹箒を作ろうと思います。
作業後、落ち葉を掻いて、きれいにしました。
りんの庭は、明るくてきもちのいい庭です。
先祖代々の庭を家主のみやさかさんとおばあちゃんが、日ごろ手入れをして守っているからですね。
私たちもお手伝いしていきたいと思っています。

2010年11月19日金曜日

井戸の看板 伊織霊水

学校で井戸の看板を作りました。


平成の名水100選に選ばれている松本城下町湧水群の井戸の幾つかです。
学校に制作依頼が来て、建築科の生徒が先生に指導を受けながら造りました。

私が担当したのは大名町大手門井戸


と、伊織霊水です。


伊織湧水の名前は、鈴木伊織という松本藩のお役人の名前が由来で、加助騒動のときの首謀者たちの助命をしたりして、農民のために尽力した人なのだそうです。百姓一揆と一口に言っても、いろんな人間のドラマがあったんだなと今回も含めて知るようになりました。

最初に大手門の看板を造って、反省点を生かしながら伊織霊水の看板を造りました。
出来上がり図は発注先から指定されてきていますので、それに合わせて、勾配を出したり、細かく指定されていない部分の寸法を出したりして、制作に取りかかりました。


材料を切って、ほぞ穴をあけて、垂木の加工をして、組み立てて、ボンドをぬって、ダボで止めて、


やっと本体部分が完成。

くいの部分をつけて設置になると思いますが、早く街中で見てみたいです。

大手門井戸、伊織霊水にお立ち寄りの際は看板にも目を向けてみてくださいね。

2010年11月16日火曜日

3級の技能検定課題

これが3級の建築大工の技能検定実技試験の課題。
2級に比べてはるかに簡単なはずなのに、やってみたら梁と桁の仕口を間違えちゃった。ショック~。

2010年11月13日土曜日

火入れ式

式ということは特にしませんでしたが、みんなに初めての火入れに立ち会ってもらうことにしました。



最期の仕上げ、耐火対策として、外に通じる換気板の間に石綿(害のない)を詰めて、木材に接する方には、軽カル板でブロックをして、万全な対策をとりました。


まずは、新品のストーブを屋外で火を焚いて、錆止め塗料や、組み立て時のオイルを燃やします。


このストーブ、時計型ストーブの中の最高級品。ステンレス本体にブラック耐熱塗料仕上げ。耐熱ガラスののぞき窓、鋳物の足つき。お値段¥14200-です。


みどりさんによる点火。


家具屋さんのはしばさん夫婦と


ゆうわさん、みおさん、ぶんちゃん、やえこさんがかけつけて来てくれました。



ぐるぐるスタイルの薪ストーブシステム。全部で五万円くらいかかったかな。

よろしければご注文お請けいたします~。

2010年11月11日木曜日

2級建築大工実技試験課題

これが2級建築大工実技試験課題です!
一応自分で3日ほどかけて作ったのですが、これを、最初の図面を書いて、木ごしらえ(材料をかんなで必要な角度で削って曲をとる)して、墨付けして、加工組み立てをしてを6時間30分でしないといけないので並大抵のことではありません。


でも、幸か不幸か受験資格が、実務経験者と技能五輪に挑戦できる若い人限られていて、私は今年はうけられません。正直ほっと一安心。私は3級から地道に挑戦です。


ここがピタッと合わさればいいのですが、なかなか思うようにはいきません。

2010年11月6日土曜日

薪ストーブ設置

みどりさん、まちこさんの家に薪ストーブを取り付けに行っています。

1階から2階の床を突き抜けて2階の窓から煙突を外に出します。


窓のふさぎを板張りにしたのがいい感じになり、満足です。

来週11月13日に耐火の仕上げをして、火入れ式をして本格稼働の予定です。

2010年11月5日金曜日

子供椅子

今日の課題は、造作の練習で子供椅子を作るです。 
鑿でほぞ穴を掘って、鋸で切って、


組み立てて、手頃な椅子ができました。

2010年10月6日水曜日

茅葺の家

縁あって茅葺の家を借りることになりました。


築100年以上。何人もの人がかかわってこの家がここに建っているのだと思います。
私も、この家がさらに何十年、何百年もここに建っていられるようにお手伝いしていきたいと思っています。


2010年10月2日土曜日

聚楽壁

午後は俊二さんと合流して、信州職人学校の公開講座「和風建築を極める―数寄屋の伝統と聚楽壁の実演―」に行きました。

「数寄屋とは、ささやか、ひそやか、えらぶらないデザイン」「構えるところのない構え方が数寄屋の極意」「行は書院造り、草が数寄屋造り」「基準の寸法が茶室にはない」「庭を建物にくわえこむ」「(柱の)石場立ては本来掘立で大地に身をゆだねていた」中村昌生氏の講演より。

数寄屋建築ってなんだろう?っていうところから聞きに行ったのですが、工法の定義ではなくて、考え方や美意識のスタイルなんですね。日本の伝統建築の流れにこんな伸びやかなスタイルがあることに嬉しくなりました。私もぜひ数寄屋風にいきたいですね。



聚楽壁の実演では、京左官の杉森義信氏の実演がありました。

俊二さん「久々に職人を見た~!って感じがしたよ。」って言っていました。
俊二さんの実演を見る目も真剣そのもの。



私は、最初、専門用語が飛び交ってちんぷんかんぷんでしたが、職人の土壁対する思いがつたわってきて土壁に対する認識が変わりました。(ちなみに、ぼろぼろこぼれて埃っぽいな~というのが今までの認識。)



道具の数々。