2010年3月20日土曜日

昔の道具を使った製材

松本市歴史の里博物館で「昔の道具を使った製材」を体験してきました。
丸太を角材にする‥まず、墨が付くように木の表皮をマサカリで剥ぐ。


墨付け

マサカリではつっていく。

四角くなってきた。

チョウナも使う。

チョウナの柄はエンジュがいいと教わる。隣にはえていたエンジュの木

樹皮はこんな感じ。

講師の一人が作ってきたクサビとクサビを打ち込む木槌。
簡単に作ってきてしまうところがすごい。

薪を積んでおいてあるのだが、なぜこんな細い柱で、あれだけの薪を支えることができるかというと、柱に枝が二股になっている枝を引っ掛けて、枝の先を薪の自重で押さえて、柱を引っ張っているからなのです。
それも、講師の方に教わって、その知恵に感動。




いよいよ、大きな前引き鋸で、丸太から板を作ります。結構力がいる、大変な仕事。
昔は「一升飯に、一升酒に、鶏一羽。」木挽き職人の1日のお給料だったと言っていた。
頑張れしゅんじさん。


丸太を横に切るには、ガンドウという長い柄の鋸を使う。チェーンソーが出る前は、この鋸一本で、製炭の原木を伐倒したり玉切りしたりしたという。
目立ても自分でするのだという。奈川村からきた講師の方ですが、奈川村おそるべしです。

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