2010年12月4日土曜日

お醤油のビン詰め

今日はお醤油のビン詰めをしました。
しんさんは柄杓を使ってシンプルに瓶に移すのが好み。
大林は灯油のしゅぽしゅぽを使ってサイフォンの原理で瓶に移したい、仕掛けが好み。

女性陣はそんな二人を温かく見守りサポートしてくれました。
ありがたい。
そして瓶詰めも無事終了。
これで今年のお醤油造りもひと段落しました。
お疲れ様でした~。

2010年12月1日水曜日

うちの車もカーボンニュートラル

私のマイカーはディ―ゼルエンジンのトラック。
友人からはなんでまたディーゼルなの?と白い目で見られていますが、実はてんぷら油号に改造したいっていうもくろみがあったのです。
ところが、改造に手をつけられずに先延ばしになっていたそんなある日、しゅんじさんが、共立学舎のBDF(バイオディーゼル燃料)が余っているらしいよ~とおしえてくれたのでした。
BDFなら改造しなくて、すぐに使えるではないですか~!さっそくしゅんじさんと見学に行くことにしました。


共立学舎は松本にある福祉施設。
BDFは植物油から作られるディーゼルエンジン用燃料。
共立学舎では、役場や公民館で家庭から集めたてんぷら油を精製してBDFをつくっていますが、適合車種が減ったのと、今まで使っていた松本市の車がハイブリッド車に移行して利用が減ったため、余ってしまっているのだといっていました。

値段は今の軽油と同じくらい。適合車種の検査の結果を待つ必要があるらしいが、うちの古い車種ならまず大丈夫!と変な太鼓判を押されました。今は寒くて、BDFの粘度が上がり、トラブルが多いというので、春から試してみようと思います。

うちの車も春からカーボンニュートラル。
白い目の友人も少しは見直してくれるかしら?

2010年11月30日火曜日

四方転びの椅子作り

屋根の勾配の取り方の練習にちょうどいいということで、今学校で四方転びの椅子をつくっています。
なるほど椅子の天板を取って足を伸ばしていくと寄せ棟の屋根の形になりそうだ。
四方転びとは、足が前後左右に開いていること。

斜めに伸びる足に、貫のほぞがうまく入るようにしないといけませんが、「足がそのままだと複雑になってしまうので、真四角の足を接地面の方が真四角になるように菱形に削って(曲とり)、それから貫のほぞ穴の墨付けをします。」ということで、さっぱり??なのですが、もう最近規矩術ノイローゼになりそうなので、ここはさらりと流して、言われたままに作業しました。

曲をとって簡単にしたと言っても、掘る穴、切るほぞ、どれも菱形にななめにのびています。
なかなか大変だけど、やり応えのある作業でした。

この四方転びの椅子、進級試験の課題で本番では2日間で仕上げないといけません。
なかなかきついっす。

2010年11月28日日曜日

建築ワーク 庭木の剪定

 古民家には、素敵なお庭がお似合いです。昔は建物同様お庭もしっかり手入れして大事にしていました。
このお家に住んでいた人はどんなお庭をつくり、どんな生活を目指していたのだろうか?
お庭や庭木のことをよく知って、今後このお庭を木や植物をどう生かしていこうか?。
そんなことが考えられる機会を得たいと思って、今回の建物ワークは庭の手入れ、庭木の剪定にすることにしました。

講師は庭師の安藤さん。
安藤さんはとても木を、木の生命を大切にする職人さんでした。
「形より木の健康を考えて切る」
「その木の自然界での形を意識する。」
「木の個性に合わせてどうやってつくるか?」
経験を重ねるにつれ、木のことを考えられるようになると、若いころのような思い切ったことが出来なくなったといっていました。

実際、どの枝を切るか、どこまで切るか?繊細に吟味して切って、切る量も最小限でした。

そんな仕事ぶりをまじかに見て、私は枝が切れなくなってしまいました。
どんな枝も適当に切ってはいけない。よく理解したうえで切らないと、木の命取りにもなってしまう。

今まで山仕事で、バッサバッサと木を切り倒して得意になっていた自分が、木の命をなんとも思わずに取っていたことに気がつき、恥ずかしくなりました。もっと生命に対し謙虚でなくてはいけない。

今回、安藤さんから、木、植物の命と向き合う姿勢を教わったように思いました。
私以外の参加者も感動して、目をキラキラさせてお家に帰りました。


もちろん具体的な、剪定の仕方、刃物の扱い方、お薦めの本の紹介など、いろいろ準備もしてきてくれて教えていただきました。
この古民家のお庭は広くて、まだまだ手を入れていかないといけません。
また、春には春の剪定が待っています。
毎年、季節ごとに、安藤さんに来てもらって講義してもらえばたのしいな~。と今後が楽しみな建築ワークとなりました。