2011年1月5日水曜日

雪止めの取り外し

雪が降り始めました。
あわてて茅葺のお家の雪止めを外しに行きました。
以前から、折れた状態でした。このまま雪が積もって、雪の重みで引っ張られたら、屋根を破損しかねません。
外して、設置し直せばいいけど、時間的に余裕がなかった~。
この冬は、下を通らないようにして、雪はそのまま落ちてもらうことにしました。

外す前
外した後。
これで雪が積もっても一安心です。
 

2011年1月2日日曜日

野生の鴨農法

冬の田んぼに水を引き入れてみました。
水を入れた途端に、人工的な田んぼの様子は、大自然の湿原のように変わり、それだけでなんだか楽しくなりました。
冬の日射が田んぼの水面に反射して急に明るくなりました。
水に追われた虫が寒い中出てくるのかな?
なにかをついばむ小鳥達がいっぱい飛んできて、
天気がいい日には、浅瀬で小鳥たち、ムクドリ、ツグミがみんなで水浴びをしたり。
水を飲みに、トビがふわりと舞い降りたり。
水の田んぼは観察していると面白い発見がいっぱいです。
夜には20羽くらいのカモが飛んでくるようになって、一生懸命頭を水に突っ込んで何かを食べています。
何を食べているんだろう?
底に沈んでいる落ち穂や、コビエのような雑草の種、セリの根っこなんかを食べているんじゃないかな?
春は蛙がガーガーうるさいくらいの大合唱だったけど、冬はカモがガーガーと鳴いて、冬の楽しみも増えます。

野生のカモが、こうやって飛来して雑草の根や種を食べてくれて、今年の田んぼの草取りが楽になれば、立派な野鴨農法ができそうです。
野生のカモなら、アイガモのように最期に絞めて食べなくてもいいので、命にもやさしい農法になるな~。

雪の日。鴨の足跡と、田んぼの中を動き回った跡。
今年の田んぼ作りが楽しみです。