2010年12月28日火曜日

瑞葉根さんでわら細工教室


今日はあいちゃんとこうちゃんのお家「瑞葉根」でわら細工教室をさせていただきました。
「瑞葉根」はおしゃれな二人に、とってもお似合いの、都会的な粋な古民家。

年の瀬なので、正月飾りを作りました。
ここいらへんに伝統的な「ゴボウ」と「わんこ」と「おしゃもじ」。残念ながら時間的に、ゴボウの1本しか
作れず、みんな材料の藁をもち帰ってお家で残りをやることになりました。

あいちゃんだけは延長して残りをつくりました。
かんばった成果。ゴボウの垂れさがったしめ縄ができました。
形になってよかったです!
瑞羽根さんでは、私の藁細工に限らず、いろんな方を招いていろんなワークショップを開催しています。
これからも楽しみです。

2010年12月26日日曜日

古民家探検隊

古民家探検隊。今日は建築士北村さんをお迎えしての古民家調査を行いました。
いつもはガラス戸の玄関ですが、今日は、保存されていたくぐり戸を再設置してみました。
2階に登って小屋組みの調査。茅葺の屋根は、垂木、桁が籠のように組み合わさって、全体で屋根を支えている構造。大きな梁や桁はありません。
まるで竪穴式住居の屋根そのもの。原始時代にタイムスリップしたような感じがしました。

棟にある、越し屋根、煙り出しは、養蚕をし始めた時に後から作ったものなんですって。
たしかに切り口が新しく、やっつけ仕事のような感じがしました。
床の間の調査。一番お金をかける場所です。
寒いので会場を近くのギャラリー「りん」に移して、北村建築士さん、大工の下本さんからお話を聞きました。

「りん」も古民家の蔵を再生して、すてきによみがえったいい実例。

古民家探検隊は古いお家になにげなく隠された秘密を発見していきます。

2010年12月5日日曜日

薪の会

 さえきさんとみどりさんとまちこさんと今回はつぶちゃんといわもとさんも誘って薪割りをしました。
勝手に薪の会と命名しています
超ハイパワーの薪割り機をお向かいのお家から借りてきてやりましたが、仕事量が違うね。
瞬く間に終了。

人員がそろっていると楽ですね。
こんな調子で、薪の会は、薪入手情報の共有、薪の受取り、玉切り、薪割り等々をみんなで協力してやっていこうと思っています。

昔の職場の同僚の生家


 昔の職場の同僚の生家に、一緒に行ってきた。
お互いバツイチ。彼女は再婚して仕事も続けて、ちゃんと母親もこなしている。
私と言えば、再婚もできずに未だにふらふらしている。
彼女を見ていると、女性は強いな~とつくづく思う。

限界集落。
「よくこんな所に住んでいたな~。」
社会人になるまでここに住み、今は家族もふもとに引っ越して無人になった生家に、ちょっとさみしげに呟いた言葉が心に響いた。




2010年12月4日土曜日

お醤油のビン詰め

今日はお醤油のビン詰めをしました。
しんさんは柄杓を使ってシンプルに瓶に移すのが好み。
大林は灯油のしゅぽしゅぽを使ってサイフォンの原理で瓶に移したい、仕掛けが好み。

女性陣はそんな二人を温かく見守りサポートしてくれました。
ありがたい。
そして瓶詰めも無事終了。
これで今年のお醤油造りもひと段落しました。
お疲れ様でした~。

2010年12月1日水曜日

うちの車もカーボンニュートラル

私のマイカーはディ―ゼルエンジンのトラック。
友人からはなんでまたディーゼルなの?と白い目で見られていますが、実はてんぷら油号に改造したいっていうもくろみがあったのです。
ところが、改造に手をつけられずに先延ばしになっていたそんなある日、しゅんじさんが、共立学舎のBDF(バイオディーゼル燃料)が余っているらしいよ~とおしえてくれたのでした。
BDFなら改造しなくて、すぐに使えるではないですか~!さっそくしゅんじさんと見学に行くことにしました。


共立学舎は松本にある福祉施設。
BDFは植物油から作られるディーゼルエンジン用燃料。
共立学舎では、役場や公民館で家庭から集めたてんぷら油を精製してBDFをつくっていますが、適合車種が減ったのと、今まで使っていた松本市の車がハイブリッド車に移行して利用が減ったため、余ってしまっているのだといっていました。

値段は今の軽油と同じくらい。適合車種の検査の結果を待つ必要があるらしいが、うちの古い車種ならまず大丈夫!と変な太鼓判を押されました。今は寒くて、BDFの粘度が上がり、トラブルが多いというので、春から試してみようと思います。

うちの車も春からカーボンニュートラル。
白い目の友人も少しは見直してくれるかしら?

2010年11月30日火曜日

四方転びの椅子作り

屋根の勾配の取り方の練習にちょうどいいということで、今学校で四方転びの椅子をつくっています。
なるほど椅子の天板を取って足を伸ばしていくと寄せ棟の屋根の形になりそうだ。
四方転びとは、足が前後左右に開いていること。

斜めに伸びる足に、貫のほぞがうまく入るようにしないといけませんが、「足がそのままだと複雑になってしまうので、真四角の足を接地面の方が真四角になるように菱形に削って(曲とり)、それから貫のほぞ穴の墨付けをします。」ということで、さっぱり??なのですが、もう最近規矩術ノイローゼになりそうなので、ここはさらりと流して、言われたままに作業しました。

曲をとって簡単にしたと言っても、掘る穴、切るほぞ、どれも菱形にななめにのびています。
なかなか大変だけど、やり応えのある作業でした。

この四方転びの椅子、進級試験の課題で本番では2日間で仕上げないといけません。
なかなかきついっす。

2010年11月28日日曜日

建築ワーク 庭木の剪定

 古民家には、素敵なお庭がお似合いです。昔は建物同様お庭もしっかり手入れして大事にしていました。
このお家に住んでいた人はどんなお庭をつくり、どんな生活を目指していたのだろうか?
お庭や庭木のことをよく知って、今後このお庭を木や植物をどう生かしていこうか?。
そんなことが考えられる機会を得たいと思って、今回の建物ワークは庭の手入れ、庭木の剪定にすることにしました。

講師は庭師の安藤さん。
安藤さんはとても木を、木の生命を大切にする職人さんでした。
「形より木の健康を考えて切る」
「その木の自然界での形を意識する。」
「木の個性に合わせてどうやってつくるか?」
経験を重ねるにつれ、木のことを考えられるようになると、若いころのような思い切ったことが出来なくなったといっていました。

実際、どの枝を切るか、どこまで切るか?繊細に吟味して切って、切る量も最小限でした。

そんな仕事ぶりをまじかに見て、私は枝が切れなくなってしまいました。
どんな枝も適当に切ってはいけない。よく理解したうえで切らないと、木の命取りにもなってしまう。

今まで山仕事で、バッサバッサと木を切り倒して得意になっていた自分が、木の命をなんとも思わずに取っていたことに気がつき、恥ずかしくなりました。もっと生命に対し謙虚でなくてはいけない。

今回、安藤さんから、木、植物の命と向き合う姿勢を教わったように思いました。
私以外の参加者も感動して、目をキラキラさせてお家に帰りました。


もちろん具体的な、剪定の仕方、刃物の扱い方、お薦めの本の紹介など、いろいろ準備もしてきてくれて教えていただきました。
この古民家のお庭は広くて、まだまだ手を入れていかないといけません。
また、春には春の剪定が待っています。
毎年、季節ごとに、安藤さんに来てもらって講義してもらえばたのしいな~。と今後が楽しみな建築ワークとなりました。




2010年11月27日土曜日

お醤油搾り

今日はお醤油搾りの日でした。8時からお湯を沸かして搾り師いわさきさんの到着を待ちました。
水は万願寺の北アルプスの伏流水の湧水を汲んできました。
今回は、ぐるぐる所有のお醤油の搾り槽、初めて油圧ジャッキを使用します。
初のジャッキ使用でうまくいくか?が見どころの一つでした。

なかよく並んだお醤油の搾り槽。手前の小さい方がぐるぐるの槽です。

まずは、大きい搾り師さんの槽で「まるこ@しんさん家」を搾りました。(その後、「こうじ@ぐるぐる」を搾りました。)


もろみの出来も上出来。出てくるお醤油もおいしいし、今年はいつになくのんびりリラックス。陽気もぽかぽかと搾り日和。

搾ったお醤油の火入れ中。60度までゆっくり加熱。その後は強火にして88度まで温めます。

ぐるぐるの槽では「こうじ@あみ家」を搾りました。木綿の袋も破れずに、透明なお醤油が搾れました。
初めてのジャッキ使用、大成功です。
ぐるぐるお約束の”外でご飯”。かま揚げうどん、白菜の炒め物に、搾りたて生醤油をかけて食べました。
おいしかった~。

 今回ぐるぐるの槽も十分使えることがわかり、麦、大豆の栽培から始まり、麹造り、もろみの管理、最後の搾りまで一貫してできることが解りました。お醤油造りを習いはじめてから苦節4年、感慨深いものがあります。
 さて、これから、どんな形で継続していこうかな?みんなで相談していこうと思います。
しんさんちの”フーフィー”。フーフィーに吠えられてびっくりして逃げた、うちの雄鶏”4号”の逃げる後ろ姿もちょっとかわいかった。

2010年11月26日金曜日

お醤油搾ります2

みなさまこんにちは!。明日はお醤油搾りの日です。
来られる方は8時集合、よろしくお願いします。
お昼におうどんを茹でて搾りたてお醤油でいただこうと思います、お楽しみに(明日来られない方は瓶詰めの時にいただきましょう!)。
その瓶詰めが一週間以降の夜か4日か5日の土日かにやろうと思います。
精算とお醤油の分配、来年の打ち合わせになりますので、みんな参加できるように調整して明日日程決めようと思います。
明日来られない方は、希望日かダメな日を明日までに連絡ください。
あと両日とも一人一品もちよりで~。
では、よろしくお願いします!
大林

2010年11月21日日曜日

竹採り

大工のしももとさんと、竹材を頂きに、りんの裏庭を訪ねました。
しももとさんの建てている家の土壁の竹小舞いに使います。
毎年、りんの竹を頂いていますが、家主のみやさかさんの希望の竹の間引も兼ねています。
竹林の整備と、竹材の利用がちょうどうまく出来ていると思います。今は竹材を得るのにちょうどいい時期です。

枯れ木の整備も依頼されたので、切って材木として利用させていただきます。

必要な部分を切りそろえて車に乗せました。枝葉の部分は私がもらって、竹箒を作ろうと思います。
作業後、落ち葉を掻いて、きれいにしました。
りんの庭は、明るくてきもちのいい庭です。
先祖代々の庭を家主のみやさかさんとおばあちゃんが、日ごろ手入れをして守っているからですね。
私たちもお手伝いしていきたいと思っています。

建築ワーク参加者募集!

茅葺の古民家の整備を興味のある方と一緒にやりたいと思っています。

建築や、古いもの、昔の生活、知恵に興味のある方、
庭造り、庭木の剪定に興味のある方
エコライフに興味のある方など、古い家を通して一緒に学びませんか?
一緒に働きますので、受講料は無料です。お弁当は持参してくださいね。
職人さんも呼んで、いろいろ指導をお願いしたいと思っていますのでお楽しみに。

建物の調査中の、大工のしももとさん。建物関係全般に相談にのってもらいます。敷地内に新築で小屋作りもお願いしています。
この小屋です。楽しみ~。

2010年11月20日土曜日

落ち葉掻き

寒くなり、草刈りをしなくてよくなりホッとしていたら、今度は落ち葉がすごくて、毎日落ち葉を集めています。
熊手で掻くから、落ち葉掻きか~。
竹ぼうきで掃けば、落ち葉掃きだけど、落ち葉と言えば”掻く”方が一般的だよな~。
歌にもあるし。
「かきねの かきねのまがりかど~ たきびだたきびだ 落ち葉搔き~♪
と、御機嫌で落ち葉を集めていたのですが、
ちょっと待てよ、
かきねの かきねの まがりかど~♪は焚火だから落ち葉焚きか~!

いままで落ち葉搔きと間違えていたことに気づいてちょっと機嫌を損ねました。

2010年11月19日金曜日

お醤油搾りします1

寒いですがみなさまお元気ですか?
来月の予定だったお醤油搾り、搾りの岩崎さんの都合で11月27日(土曜日)になりました。
ぐるぐるに8時集合、終了は夕方です。急で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
取り急ぎ日時の連絡だけさせてもらいました。また詳しくは連絡しますね。
興味ある方、来年やりたい方などいましたら誘ってください。では、また~。
大林

井戸の看板 伊織霊水

学校で井戸の看板を作りました。


平成の名水100選に選ばれている松本城下町湧水群の井戸の幾つかです。
学校に制作依頼が来て、建築科の生徒が先生に指導を受けながら造りました。

私が担当したのは大名町大手門井戸


と、伊織霊水です。


伊織湧水の名前は、鈴木伊織という松本藩のお役人の名前が由来で、加助騒動のときの首謀者たちの助命をしたりして、農民のために尽力した人なのだそうです。百姓一揆と一口に言っても、いろんな人間のドラマがあったんだなと今回も含めて知るようになりました。

最初に大手門の看板を造って、反省点を生かしながら伊織霊水の看板を造りました。
出来上がり図は発注先から指定されてきていますので、それに合わせて、勾配を出したり、細かく指定されていない部分の寸法を出したりして、制作に取りかかりました。


材料を切って、ほぞ穴をあけて、垂木の加工をして、組み立てて、ボンドをぬって、ダボで止めて、


やっと本体部分が完成。

くいの部分をつけて設置になると思いますが、早く街中で見てみたいです。

大手門井戸、伊織霊水にお立ち寄りの際は看板にも目を向けてみてくださいね。

2010年11月16日火曜日

3級の技能検定課題

これが3級の建築大工の技能検定実技試験の課題。
2級に比べてはるかに簡単なはずなのに、やってみたら梁と桁の仕口を間違えちゃった。ショック~。

2010年11月14日日曜日

脱穀

今日も脱穀をしました。
忙しい中、作業に参加してくれたのはしゅんじさんと私の両親。助かります。


足踏み脱穀機で脱穀。椅子に座って二人でやると能率的。
上にかけるカバーは透明ビニールが手元が見えて明るくて効果的。
稲の束は、細めにくくっておいた方が脱穀には調子がいい。
やりながら色々わかってきました。

脱穀機から取った籾はまだ細かい藁やごみが混ざっています。
すぐに唐箕で風選して籾だけにしちゃいたいところですが時間切れ。
とりあえず、屋内にしまっておいて、またいい天気の時にしたいと思います。
おつかれさまでした~。