2010年12月26日日曜日

古民家探検隊

古民家探検隊。今日は建築士北村さんをお迎えしての古民家調査を行いました。
いつもはガラス戸の玄関ですが、今日は、保存されていたくぐり戸を再設置してみました。
2階に登って小屋組みの調査。茅葺の屋根は、垂木、桁が籠のように組み合わさって、全体で屋根を支えている構造。大きな梁や桁はありません。
まるで竪穴式住居の屋根そのもの。原始時代にタイムスリップしたような感じがしました。

棟にある、越し屋根、煙り出しは、養蚕をし始めた時に後から作ったものなんですって。
たしかに切り口が新しく、やっつけ仕事のような感じがしました。
床の間の調査。一番お金をかける場所です。
寒いので会場を近くのギャラリー「りん」に移して、北村建築士さん、大工の下本さんからお話を聞きました。

「りん」も古民家の蔵を再生して、すてきによみがえったいい実例。

古民家探検隊は古いお家になにげなく隠された秘密を発見していきます。

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