2011年3月30日水曜日

被災地へ味噌炊き釜を持っていく!

 石巻からの帰り道、お湯が沸かせるいい方法はないか考えながら帰った。温かいお湯があるだけで、顔も洗えるし、体も拭ける、足湯にしてもいいし、お風呂に使ってももちろんいい。
 ガスがなく、水道もでない。
ふとひらめいたのが、味噌炊き釜。あれなら薪ですぐ大量のお湯が沸かせる。家に1つあるが、もう1個あれば、浴槽にお湯が張れるだけの量を確保できる。
 市民タイムスの「みんなの掲示板」くださいコーナーに、被災地で使うためとして、浴槽、味噌炊きの釜とクド、運動会用テントを掲載してもらうように電話をする。
市民タイムズさんではすぐに掲載してくれて、多数の方から、寄付の申し出があった。

最初に連絡を頂いた方から必要量だけ預かり、あとは、また必要になったら連絡させてもらうとお願いする。
みんな被災地に何かしたいが、何をすればいいか困っている様子。
塩尻小曽部のおばあちゃんからも味噌炊き釜と、折り紙と折り紙作品を頂いた。
他の方からも、防寒具や、下着や、お菓子の差し入れ、マッチ、ホカロン。
色々なもの、思いを託された。

動ける人が、被災地のニーズを汲み取り、田舎に戻って伝える。
田舎のみんなの思い、物資を被災地に届ける。

味噌炊き釜には、提供者や田舎のみんなの思いが詰まっている。

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