2011年4月22日金曜日

「被災地ボランティア報告会 in ひつじ屋」がありました。

んさんが中心になって、「被災地ボランティア報告会 in ひつじ屋」が開かれました。
ボランティアに行った人どうしも、それぞれ現地で何をして何を感じたのか、知らなかったりするのでとても有意義な会でした。
そして、会の進行をあらかじめ考えてもらったていたので、発表しやすかったし、聞きやすかったと思います。

しんさんのメールより
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4月22日。午後7時より穂高駅前ひつじ屋さんにて、東日本大震災の被災地にボランティア活動に行って来た人達の報告会を開きます。
避難所でヘルスケアに当たった人、風呂を作った人、津波で浸水した家のヘドロ出しをした人、等それぞれの視点から被災地の状況を語ってもらいます。
ボランティアに行きたいけどどうしていいのか分らない人。イマイチ踏ん切りのつかない人。行けないけど現地の状況を知りたい人。是非お越し下さい。
入場無料
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しんさんのメールより
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おはようございます。
22日の報告会で話してくれる人達に一斉送信しています。
当日スピーカー8人となりました。ちょっと人数が多いので構成を考えてみました。
僕が司会進行役を勤めます。僕の質問に答える形で話を進めて行こうと思います。以下のような質問構成にしようと思うので宜しくお願いします。
1、自己紹介も兼ねて、どんな経緯で被災地へ行き、何をやってきたのか? (簡潔に)
2、各自の目に映った現場の状況(物的被害、被災者、ボランティアの状況等)
3、そこで実際に活動して感じたこと(良かったこと悪かったこと、問題点、自己の変化、等)
4、これから我々はどうするべきか?
5、お客さんからの質問に答えるコーナー
6、最後に一言づつ。
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最後に一言づつのところで、
私は、しももとさんのレポートで報告されていた「てんでに逃げろ」から感じたことを話させてもらいました。

「沿岸地域の古くからの言い伝えに『てんでに逃げろ』というのがある。
津波が来たら他の人を助けようとしてはいけない。とにかく、個々が自分ひとりの身だけを守ることに徹するようにせよ。という意味。
助からない人が一人死ぬか、助けようとした人と二人が死ぬか、他の選択肢はない。今回もその通りだった。」(しももとさんのレポートより)

 私はこの言葉から、老人が若い人に昔の知恵として言い聞かせている情景を想像しました。
「‥たとえ体力的に劣るわしらが逃げ遅れて、死んだとしても自分を責める必要はない。なぜなら昔から「てんでに逃げろ」と言われているから‥」
 家族や仲間を助けられなかったことで生き残った自分を責めないように、昔の人の知恵が「てんでに逃げろ」の言葉に込められているように思いました。




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