2010年11月30日火曜日

四方転びの椅子作り

屋根の勾配の取り方の練習にちょうどいいということで、今学校で四方転びの椅子をつくっています。
なるほど椅子の天板を取って足を伸ばしていくと寄せ棟の屋根の形になりそうだ。
四方転びとは、足が前後左右に開いていること。

斜めに伸びる足に、貫のほぞがうまく入るようにしないといけませんが、「足がそのままだと複雑になってしまうので、真四角の足を接地面の方が真四角になるように菱形に削って(曲とり)、それから貫のほぞ穴の墨付けをします。」ということで、さっぱり??なのですが、もう最近規矩術ノイローゼになりそうなので、ここはさらりと流して、言われたままに作業しました。

曲をとって簡単にしたと言っても、掘る穴、切るほぞ、どれも菱形にななめにのびています。
なかなか大変だけど、やり応えのある作業でした。

この四方転びの椅子、進級試験の課題で本番では2日間で仕上げないといけません。
なかなかきついっす。

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