2011年4月3日日曜日

再び石巻へ(2日目)

今日は明日の炊き出し、足湯のために、薪材を調達し、薪作りをした。
近所の製材所から端材を頂いて来て、チェーンソーで短く切り、針金でまとめた。
製材所の方が端材をわざわざ、トラックに積んで持ってきてくれた。まだ必要なら声をかけてくれといってくれた。
 後は、事務所の外回りの環境整備をかってでる。地域の方の好意で貸してもらっている公民館。きれいに使って、きれいにお返ししたい。
 ゴミ置き場がないのでごみステーションを、ラティスを使って簡単につくる。

昼間は閑散としていた事務所も夕方になると各避難所にいっていたグループが帰ってきてにぎやかになる。

夜、事務局の責任者からこの公民館に仮設風呂を作ってくれないか?と依頼を受ける。
ここを隣の小学校に避難している方の休憩所にしたいと。洗濯機を置いて洗濯をしてもらったり、お風呂に入って、畳の部屋でくつろいだり。
もう1か月になろうとしているのに、未だに体育館の床の上の生活ではかわいそう、行政にも早い対応を訴えていきたいのだという。

快適なお風呂ならユニットバスが一番。
でも、おそらく今は、ものが調達できないと思う。
仮設のユニットバスが出来るまでの間のつなぎとして「仮設の仮設のお風呂」を作ることを提案した。
お風呂の建物は、長野の自宅に組み立て前の小屋キットがあるのでそれを使って、給湯設備は持って行った味噌炊き釜で沸かしたお湯をポンプを使って湯舟に引き入れる。冬は寒いので、夏だけの「仮設の仮設」

オッケーが出たので、小屋キットを作った大工のしももとさんに連絡をする。
組み立て、建前はコツがあるので、そのときは連絡するように言われていた。
事情を説明すると、なんと、ここまでキットを運んで組み立ててくれることになる。もう明日には出発できると。
ありがたくお願いする。日ごろお付き合いしている方達が予想もつかない状況でも助け合って協力し合って、なんとかしてくれる。ここ1カ月そんな感じでどれだけ助けられてきたことだろう。

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